はじめに
ED治療薬というとバイアグラを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、レビトラも国内で長く使われてきた治療薬の一つです。効き始めが早く、食事の影響を受けにくいという特徴から、ライフスタイルに合わせて選ばれています。本記事では、レビトラの効果や服用方法、副作用、ジェネリック医薬品との違いについて解説します。
レビトラとは
レビトラの有効成分はバルデナフィルです。バイアグラ(シルデナフィル)やシアリス(タダラフィル)と同じPDE5阻害薬に分類され、勃起の維持に関わるcGMPという物質を分解する酵素(PDE5)の働きを抑えることで、性的刺激があったときに勃起を得やすくします。あくまで性的刺激があって初めて効果を発揮する薬であり、服用するだけで勃起するわけではない点は他のED治療薬と共通しています。なお、先発品のレビトラ錠は製造元の事情により2021年10月に販売が終了しており、現在はジェネリック医薬品(バルデナフィル錠)が主流です。
効果の発現時間と持続時間
レビトラは空腹時であれば服用後20〜30分程度で効果が現れ始めるとされ、バイアグラよりも効き始めが早い傾向があります。これは水に溶けやすい性質のため、体内への吸収が速いことが理由と考えられています。効果の持続時間は用量によって異なりますが、おおむね4〜8時間程度です。バイアグラ(3〜4時間程度)よりやや長く、シアリス(最大36時間程度)よりは短いという位置づけになります。
ジェネリック医薬品との違い
レビトラのジェネリック医薬品は、先発品と同じ有効成分(バルデナフィル)を同じ含有量だけ配合しており、効果や安全性は規制当局の審査基準のもとで同等とされています。添加物や製剤の形状に細かな違いはあるものの、薬効そのものに大きな差はありません。先発品の販売が終了した現在、価格面でも選びやすいジェネリックが処方の中心となっています。
正しい服用方法
性行為の20〜60分前を目安に1回1錠を服用します。5mg・10mg・20mgの用量があり、体質や効果の感じ方に応じて医師が調整します。効果を十分に得るには空腹時の服用が望ましく、脂肪分の多い食事の直後は吸収が遅れることがあります。また、1日に服用できるのは1回までで、服用間隔を空けずに繰り返し服用することは避けてください。
| 薬の名前 | 効果発現までの時間 | 効果持続時間 |
|---|---|---|
| バイアグラ | 約30分〜1時間 | 約3〜4時間 |
| レビトラ | 約20〜30分 | 約4〜8時間 |
| シアリス | 約1時間 | 最大約36時間 |
副作用と注意点
血管を拡張させる作用があるため、顔のほてり、鼻づまり、頭痛、動悸といった副作用が起こることがあります。多くは軽度で一時的なものですが、症状が強い場合や長引く場合は医師に相談してください。また、狭心症治療薬などの硝酸剤との併用は血圧の急激な低下を招くため禁忌です。グレープフルーツジュースは薬の作用に影響する可能性があるため避けましょう。心血管疾患や重度の肝機能・腎機能障害がある方、コントロール不良の高血圧がある方は使用できない場合があるため、持病がある方は事前に必ず医師へ申告してください。
まとめ
レビトラは効き始めの早さが特徴のED治療薬で、現在はジェネリック医薬品が主流となっています。バイアグラやシアリスとはそれぞれ効果の発現時間や持続時間が異なるため、ライフスタイルや体質に合わせて選ぶことが大切です。自己判断で用量を変えたり他の薬と併用したりせず、医師の指示のもとで正しく使用しましょう。