「あの頃の無理」が、きかなくなった日
20代や30代の頃、僕らはそれこそ無敵だった。寝る間を惜しんで働き、徹夜明けの商談も若さと勢いで乗り切る。がむしゃらに走り続けたあの頃は、体力の限界など感じたこともなかったはずだ。
しかし40代を過ぎ、50代の足音が聞こえてくる頃、ふと自問自答する瞬間はないだろうか。「昔ほど無理が利かなくなってきたな」「ここ一番の集中力が、若い頃より続かない気がする」——。子どもも大きくなり、時間にもお金にも少し余裕ができてきた今だからこそ、まだまだ第一線で攻めていきたい。それなのに、身体やメンタルが追いつかない。
もしそんな「かすかな陰り」を感じているなら、それは年齢のせいだけとは限らない。単に、男の活力の源である「テストステロン(男性ホルモン)」が減っているだけかもしれないのだ。
最前線で戦う「小MC芸人」たちのバイタリティ
2026年7月、ラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』で、バナナマンの設楽統さんが、どんな番組も器用に仕切れる実力派の芸人を「小MC」と命名し、ブラックマヨネーズの小杉竜一さん、平成ノブシコブシの吉村崇さん、陣内智則さんの3人を挙げたことが話題になった。テレビで見ない日はないほどの激務をこなし、常に瞬発力とエネルギーを求められる第一線のメンバーだ。
そんな「小MC」3人のうちの一人、吉村崇さんは以前からメディアで「男性ホルモンを打っているんですよ」と、男性更年期対策として注射治療を行っていることを公表している。激務をこなしながら第一線であり続けるために、水面下でこうしたセルフケアに取り組む芸能人は、決して珍しくないのかもしれない。
体力の消耗が激しく、常にコンディション管理を求められる仕事だからこそ、早くからこの選択肢に目を向ける人がいても不思議ではない。
参考:吉村崇「僕、男性ホルモンを打っているんですよ」と告白|スポニチアネックス/設楽統が絶賛した"テレビ界に欠かせない"3人の芸人|sirabee
経営者が「守り」に入った瞬間、会社は衰退する
これは、会社を率いる経営者であるあなたにも、同じことが言えるはずだ。20〜30代の若手が守りに入るのはまだ早いように、40〜50代の経営者が守りに入った瞬間、事業の成長は止まりやすくなる。日々の決断のスピードや、修羅場でのバイタリティ、社員や取引先を惹きつける熱量——それらすべてが会社の未来を左右している。
「最近、新しいことに挑戦する気力が湧かない」「会食の翌日、疲れが抜けなくて午前中の仕事に集中できない」。こうした変化は、LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)、いわゆる男性更年期の初期サインであることがある。女性の更年期が閉経前後に比較的短期間で訪れるのに対し、男性の場合はなだらかに、しかし確実に忍び寄ってくるのが特徴だ。
これを「歳のせいだから」で片づけてしまうのは、あまりにもったいない。守りに入って隠居モードになるには、僕らの人生はまだ長い。
医療の力で「あの頃」に近づくという選択
テストステロン治療(メンズヘルス外来)と聞くと、どこか「年配の方向けの医療」というイメージを持つ人がいるかもしれないが、それは少し古い印象かもしれない。海外——特にシリコンバレーやウォール街のビジネスパーソンの間では、テストステロンをはじめとするホルモンバランスを定期的に検査し、コンディション管理の一環として向き合う考え方が広がりつつあると報じられている。
治療の進め方自体はシンプルだ。まず血液検査で現在のテストステロン値を測定し、数値が低下していれば、医師の管理のもとで注射や塗布薬などによるアプローチを検討していく。当院でも、血液検査によるテストステロン値の評価をもとに、一人ひとりの状態に合わせたテストステロン増強治療をご提案している。テストステロン増強治療は自由診療(保険適用外)となる。
効果の現れ方には個人差があるが、「一日を通して疲れにくくなった」「以前より前向きに物事に取り組めるようになった」といった変化を実感につなげたいと考える方は少なくない。年齢を言い訳にして守りに入るのではなく、まず自分の身体の状態を正しく知ることが、攻めの選択肢を持つための第一歩になる。
まとめ:現役を、もっと長く
お笑い界の第一線を走り続ける芸人たちが、自身のコンディションに向き合っているように、ビジネスの現場で戦う僕らも、牙を抜かれた虎になる必要はない。年齢を理由に人生のスピードを緩めるのではなく、まずは自分の「今の数値」を知ることから始めてみてはどうだろう。当てはまる項目がないか、簡易セルフチェックで確認することもできる。まだまだ攻めていきたいという方は、一度、医師に相談してみてほしい。
本記事は、報道されている芸能人の発言・言動を引用した一般的な話題提供を目的としており、記事中で言及した人物が当院の患者であることを示すものではありません。テストステロンに関する内容は一般的な情報提供であり、特定の治療法や効果を保証するものではありません。効果の現れ方には個人差があります。当院のテストステロン増強治療は自由診療(保険適用外)です。気になる症状がある場合は、自己判断せず医師にご相談ください。
